愛の夢 13
<13>
すべての客が帰り、仕事をひと段落終えると、太郎は楓の控室を訪ねた。
ノックをして中に入ると、楓がソファに座り寛いでいた。
「お疲れ様です。奥園さん。」
太郎が控え室の中に入りながらそう言うと、
「葉山さん、仕事は終わりましたか?」
楓が聞いてくる。
「いいえ、まだ片付けが残っているので、もう少し時間が掛かりますが・・・。」
太郎がそういうと、
「分かりました。では私は、近くの大帝ホテルに泊まっていますので、仕事が終わったら電話を頂けますか?食事でも一緒にしましょう・・・。」
楓はそう言うと、立ち上がった。
太郎は、楓の言葉にある意味ホッとしていた。昼間あんな形で約束をさせられてしまったから、余計な心配をしてしまった・・・。
一人納得した太郎は、楓の為にドアを開くと、裏口の方へ案内した。裏口から外へ出ると、来る時に乗ってきたリムジンが既に待機していた。
楓を見ると、運転手がすぐにやってきて、車のドアを開ける。楓が来る時同様、美しく車に乗り込むと、運転手がドアを閉める。
「奥園さん、ありがとうございました。」
太郎がそう言って、頭を下げると、楓は車のウィンドウを下げ、二コリと微笑み、
「武内館長によろしくお伝えください・・・。」
そう言うと、リムジンは滑る様に走り出した。車が見えなくなると、太郎はホールの中に戻って行った。
一通り受付の片づけを済ませ、事務所へ戻ると、館長が太郎を待っていた。
「太郎君、お疲れ様。今日は朝から疲れただろう?後は、何もやる事は無いから、もう帰っても良いよ。」
館長はそう言うと、いつもの笑顔を見せる。
「はい、ありがとうございます。・・・そうだ、館長、奥園さんがよろしくと言ってました。」
太郎が思い出したように言うと、
「そうか・・・。しかし今日の演奏は良かったね〜。楓君のピアノ、愛が溢れていたね。」
この区民ホールでも、館長をするだけの事はある。
館長の言葉に、太郎はそう思うにだった。
「そうですね・・・。奥園さんのピアノは素晴らしかったです。」
太郎が言うと、館長は何度か頷いて、楓のピアノを思い出すかのように、遠い目をしていた。
「じゃあ、私はこれで上がらせて頂きます。」
太郎はそう言うと、事務所に居る職員に挨拶を済ませ、コートを羽織ると自分の鞄を持ち、事務所を後にした。
区民ホールを出ると、タクシーを拾い大帝ホテルに向かう。
タクシーの中から、大帝ホテルに電話を掛けると、楓の部屋につないで貰う。
「もしもし・・・。」
楓の声が聞こえた。
「あっ、葉山です。今タクシーで大帝ホテルに向かっています。どちらへ行けば良いでしょうか?」
「では最上階に、レストランがありますので、そちらでお待ちしております。」
「分かりました。では、すぐに伺います。」
そう言って太郎は電話を切る。
太郎は、ホッと安堵の溜息を付く。どうやら本当に食事みたいだ。良かった・・・。太郎はそう思うと、一瞬でも勘違いした事に、恥ずかしくなっていた。
その頃、電話を切った楓は、ホッとしていた太郎の声を思い出しながら、
「葉山さん・・・。安心してはいけませんよ。せっかくのチャンス無駄にする訳には行きませんね。クスッ・・・。どうやって乱れるのか・・楽しみですね・・・・。フフッ・・・。」
そう言って、二ヤリと黒い笑みを浮かべ、素早く服を脱ぎ全裸になる、とシャワーを浴びる為浴室に入って行った。

↑↑↑
ランキングに参加しています。ポッチを押して下さいな♥
すべての客が帰り、仕事をひと段落終えると、太郎は楓の控室を訪ねた。
ノックをして中に入ると、楓がソファに座り寛いでいた。
「お疲れ様です。奥園さん。」
太郎が控え室の中に入りながらそう言うと、
「葉山さん、仕事は終わりましたか?」
楓が聞いてくる。
「いいえ、まだ片付けが残っているので、もう少し時間が掛かりますが・・・。」
太郎がそういうと、
「分かりました。では私は、近くの大帝ホテルに泊まっていますので、仕事が終わったら電話を頂けますか?食事でも一緒にしましょう・・・。」
楓はそう言うと、立ち上がった。
太郎は、楓の言葉にある意味ホッとしていた。昼間あんな形で約束をさせられてしまったから、余計な心配をしてしまった・・・。
一人納得した太郎は、楓の為にドアを開くと、裏口の方へ案内した。裏口から外へ出ると、来る時に乗ってきたリムジンが既に待機していた。
楓を見ると、運転手がすぐにやってきて、車のドアを開ける。楓が来る時同様、美しく車に乗り込むと、運転手がドアを閉める。
「奥園さん、ありがとうございました。」
太郎がそう言って、頭を下げると、楓は車のウィンドウを下げ、二コリと微笑み、
「武内館長によろしくお伝えください・・・。」
そう言うと、リムジンは滑る様に走り出した。車が見えなくなると、太郎はホールの中に戻って行った。
一通り受付の片づけを済ませ、事務所へ戻ると、館長が太郎を待っていた。
「太郎君、お疲れ様。今日は朝から疲れただろう?後は、何もやる事は無いから、もう帰っても良いよ。」
館長はそう言うと、いつもの笑顔を見せる。
「はい、ありがとうございます。・・・そうだ、館長、奥園さんがよろしくと言ってました。」
太郎が思い出したように言うと、
「そうか・・・。しかし今日の演奏は良かったね〜。楓君のピアノ、愛が溢れていたね。」
この区民ホールでも、館長をするだけの事はある。
館長の言葉に、太郎はそう思うにだった。
「そうですね・・・。奥園さんのピアノは素晴らしかったです。」
太郎が言うと、館長は何度か頷いて、楓のピアノを思い出すかのように、遠い目をしていた。
「じゃあ、私はこれで上がらせて頂きます。」
太郎はそう言うと、事務所に居る職員に挨拶を済ませ、コートを羽織ると自分の鞄を持ち、事務所を後にした。
区民ホールを出ると、タクシーを拾い大帝ホテルに向かう。
タクシーの中から、大帝ホテルに電話を掛けると、楓の部屋につないで貰う。
「もしもし・・・。」
楓の声が聞こえた。
「あっ、葉山です。今タクシーで大帝ホテルに向かっています。どちらへ行けば良いでしょうか?」
「では最上階に、レストランがありますので、そちらでお待ちしております。」
「分かりました。では、すぐに伺います。」
そう言って太郎は電話を切る。
太郎は、ホッと安堵の溜息を付く。どうやら本当に食事みたいだ。良かった・・・。太郎はそう思うと、一瞬でも勘違いした事に、恥ずかしくなっていた。
その頃、電話を切った楓は、ホッとしていた太郎の声を思い出しながら、
「葉山さん・・・。安心してはいけませんよ。せっかくのチャンス無駄にする訳には行きませんね。クスッ・・・。どうやって乱れるのか・・楽しみですね・・・・。フフッ・・・。」
そう言って、二ヤリと黒い笑みを浮かべ、素早く服を脱ぎ全裸になる、とシャワーを浴びる為浴室に入って行った。
↑↑↑
ランキングに参加しています。ポッチを押して下さいな♥



